みなさまこんにちは!LIFE LABのDAI研究員です!!
投資で利益を得たいと考えたとき、多くの人が
「どれくらい儲かるのか」
「短期間で増えるのか」
といった点に目を向けがちです。
しかし、投資の世界では利益の出し方そのものが複数存在することを理解していなければ、安定した資産形成はできません。
その代表的な考え方が、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」です。
この2つは、投資で得られる利益の種類を表す基本概念であり、すべての投資はどちらか、あるいは両方を目的として行われています。
この違いを理解せずに投資を始めてしまうと、
「思っていたのと違う」
「不安で続かない」
と感じてしまう原因になります。
本記事では、インカムゲインとキャピタルゲインの意味や違いを基礎から整理し、それぞれがどのような投資スタイルに向いているのか、初心者でも判断できるように解説します。
投資で迷わないための“土台となる知識”として、ぜひ押さえておきましょう。

インカムゲインとは?
インカムゲインとは、投資から定期的に得られる収入のことです。
インカムゲインは、「配当金」「利子」「賃貸収入」などの形で得られるのが特徴です。
主に、株式や不動産投資で得られる収益ですが、安定した収入源を確保できるため、将来の生活費やリタイアメントの準備に役立ちます。
1. インカムゲインの具体例
- 株式の配当金:
企業が利益を上げた際、その一部を株主に還元するための支払い。 - 債券の利子:
債券を保有することで発生する利息収入。 - 不動産の賃貸収入:
不動産を所有して賃貸に出すことで得られる収入。
2. インカムゲインのメリット
- 安定した収入:
株式の配当や不動産の賃貸収入は定期的に得られるため、収益の安定性が魅力です。 - 経済状況の影響を受けにくい:
価格変動があっても、インカムゲイン自体は発生するため、長期的に安定した収入が期待できます。
3. インカムゲインのデメリット
- 大きな収益が得られにくい:
配当金や賃貸収入は安定していますが、一度に大きな収益を得るのは難しいです。
キャピタルゲインとは?
キャピタルゲインとは、投資した資産の価格が上がりそれを売却したことで得られる利益です。
株式や不動産を「安く買って高く売る」ことで発生するのがキャピタルゲインです。
投資対象が売却時に値上がりしていれば、その差額がキャピタルゲインとなり、大きな利益を得ることができます。
1. キャピタルゲインの具体例
- 株式の売買益:
株を安く買って高く売ることで得られる利益。 - 不動産の売却益:
不動産を購入後、価格が上がった時点で売却することによって得られる利益。
2. キャピタルゲインのメリット
- 一度に大きな利益が得られる:
価格が大幅に上昇した資産を売却することで、インカムゲインにはない大きな利益を得ることができます。 - 短期間での利益獲得が可能:
急騰する資産に投資すれば、短期間でのリターンが期待できます。
3. キャピタルゲインのデメリット
- 価格変動リスクが高い:
キャピタルゲインを得るためには価格の上昇が必須ですが、逆に価格が下落するリスクも伴います。 - 市場のタイミングが重要:
売却タイミングを誤ると、利益を得られないどころか損失を出すリスクもあります。
主な投資方法
インカムゲインとキャピタルゲインを得るためには、投資対象ごとの特徴を理解し、自分の目的やリスク許容度に合った方法を選ぶことが重要です。
ここでは代表的な投資方法について、仕組み・向いている人・注意点まで含めて解説します。
1. 株式投資
株式投資は、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙える代表的な投資方法です。
企業の株を保有することで、配当金(インカムゲイン)を受け取りつつ、株価が上昇すれば売却益(キャピタルゲイン)を得ることができます。
特徴
- 成長企業なら大きな値上がり益が期待できる
- 高配当株を選べば定期収入も得られる
- 少額から始めやすい
向いている人
- 長期的に資産を増やしたい人
- 企業分析や経済ニュースに興味がある人
注意点
- 株価は日々変動するため、短期的な上下に振り回されやすい
- 業績悪化や倒産リスクがある
2. 投資信託・インデックス投資
投資信託は、複数の資産に分散投資できる初心者向けの投資方法です。
特にインデックス投資は、市場全体の成長を取り込むことを目的としています。
特徴
- 少額から始められる
- 自動的に分散投資できる
- 長期で安定した成長が期待できる
向いている人
- 投資に時間をかけたくない人
- コツコツ積み立てたい人
注意点
- 短期間で大きな利益は出にくい
- 市場全体が下落すると影響を受ける
3. 債券投資
債券投資は、国や企業にお金を貸し、その見返りとして利子を受け取る投資です。
インカムゲイン重視の安定型投資として位置づけられます。
特徴
- 利息収入が安定している
- 株式より価格変動が小さい
- 資産全体のリスクを下げる役割がある
向いている人
- 安定した収入を重視したい人
- リスクを抑えたい人
注意点
- 利回りは比較的低め
- 金利上昇局面では価格が下がる可能性がある
4. 不動産投資
不動産投資は、家賃収入(インカムゲイン)と売却益(キャピタルゲイン)の両方を狙える実物資産投資です。
特徴
- 毎月の家賃収入が得られる
- インフレに強い
- 長期保有で安定しやすい
向いている人
- 中長期で安定収入を作りたい人
- ある程度の資金や融資を活用できる人
注意点
- 空室・修繕・管理の手間がかかる
- 初期費用が高い
インカムゲインとキャピタルゲインの組み合わせ
インカムゲインとキャピタルゲインは、どちらか一方だけを狙うものではなく、組み合わせて活用することで資産形成の安定性と成長性を両立できます。
これは多くの長期投資家が実践している、王道かつ再現性の高い考え方です。

1. なぜ組み合わせが重要なのか
インカムゲインだけに偏ると、安定はするものの資産の増加スピードが遅くなりがちです。
一方、キャピタルゲインだけを狙うと、短期間で大きな利益を得られる可能性はありますが、価格変動の影響を強く受け、精神的な負担も大きくなります。
この2つを組み合わせることで、
- インカムゲインで「土台となる安定収入」を確保
- キャピタルゲインで「資産を成長させるエンジン」を持つ
というバランスの取れた運用が可能になります。
2. インカムゲインがもたらす“守り”の役割
インカムゲインは、投資を継続するうえでの精神的な安定剤のような存在です。
定期的に配当金や利子、賃貸収入が入ってくることで、
- 相場が下落しても「何も得られない」状態になりにくい
- 生活費や再投資資金の一部をまかなえる
- 長期保有を続けやすくなる
といった効果があります。
特に初心者にとっては、インカムゲインがあることで「投資=怖いもの」という印象が和らぎ、途中で投資をやめてしまうリスクを下げることができます。
3. キャピタルゲインがもたらす“攻め”の役割
キャピタルゲインは、資産を大きく増やすための重要な要素です。
価格上昇による利益は、
- 資産規模を一気に拡大できる
- インカムゲインの元本そのものを増やせる
- 若い世代ほど時間を味方につけやすい
という特徴があります。
特に長期で成長が見込める株式やインデックス投資では、キャピタルゲインが将来的な資産形成の中核になります。
4. 組み合わせの具体的な考え方
現実的な組み合わせ方の一例としては、
- インカムゲイン資産
高配当株、債券、不動産、配当型ETFなど - キャピタルゲイン資産
成長株、インデックスファンド、値上がりを狙う不動産など
を同時に保有する形です。
インカムゲインで得た収益を再投資し、キャピタルゲインを狙う資産に回すことで、複利効果を高める運用も可能になります。
5. ライフステージによる比重の考え方
インカムゲインとキャピタルゲインの比重は、年齢やライフステージによって変えていくのが一般的です。
- 若いうちはキャピタルゲイン重視
- 資産が増えてきたらインカムゲインを厚く
- 老後に近づくほど安定収入を重視
このように、人生の段階に応じて比率を調整することが、長期的に無理のない資産形成につながります。
まとめ
”利益の仕組みを理解すれば、投資はギャンブルではなく戦略になる”
インカムゲインとキャピタルゲインは、投資で利益を得るための2つの基本的な考え方です。
どちらが優れているというものではなく、目的と性格がまったく異なる利益の形だという点が重要です。
多くの投資家は、この2つを組み合わせながら、自分に合ったバランスを探しています。
初心者が意識すべきなのは、「どれだけ儲かるか」よりも、どのように利益が生まれるのかを理解した上で投資することです。
仕組みを理解していれば、市場の変動に振り回されにくくなり、長期的な視点で資産形成を続けることができます。
インカムゲインとキャピタルゲインを正しく理解することは、投資のスタートラインに立つことと同じです。
自分の目的やリスク許容度に合った利益の取り方を選び、無理のない資産運用を進めていきましょう!

投資による収益にも種類があることがわかりましたね!
あなたはどちらが好みですか?
どのような収益を望むかによって、投資の手法や計画の立て方が変わってくるので、
自分が何を望んでいるかを明確にして、計画や手法を確立させていきましょう!!


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