先取貯金(先取投資)がオススメな理由
「気が付いたら給料がなくなっている」「貯金しようと思っても、いつの間にか使い切ってしまう」
こんな経験をしている人は多いのではないでしょうか。
貯金(投資)はしたいけれど、なかなかうまくいかない…。
そのような方にお勧めしたいのが「先取貯金(先取投資)」という貯蓄(投資)方法です。
この記事では、先取貯金(投資)のやり方やメリット、注意点について詳しく解説していきます。
先取貯金(投資)とは?
「先取貯金(投資)」とは、その名の通り、給料が入ったらまず先に一定額を貯金(投資)するという方法です。
一般的な貯金の失敗原因は、収入から生活費を使い、その残りを貯金(投資)に回そうとすることです。
しかし、生活費が予想以上にかかってしまうと、残ったお金が少なくなり、貯金(投資)する余裕がなくなってしまいます。
先取貯金(投資)は、まず収入の一部を自動的に貯金口座(投資口座)に移す仕組みを作り、その後で生活費をやりくりするという考え方です。
こうすることで、生活費に余裕がなくても強制的に貯金を確保できるのです。
先取貯金のやり方
先取貯金は非常にシンプルな方法ですが、効果的に行うためにはいくつかのステップがあります。
以下の手順を参考にして、すぐに始められる先取貯金の方法を実践してみましょう。
①貯金額を決める
まず、毎月どれくらいの金額を貯金するのかを決めましょう。
無理のない範囲で、収入の10〜20%を目安にすることが一般的です。
例えば、月収が30万円であれば、毎月3万円〜6万円を貯金に回すことが一つの目標となります。
②自動振替を設定する
貯金を確実に行うためには、給与が振り込まれる口座から自動的に貯金用口座(もしくは投資口座)へ振替を設定しましょう。
多くの銀行では、自動振替の機能を提供しているので、毎月の貯金が手間なく行えます。
自動化することで、忘れてしまうリスクもなくなります。
③生活費を残りのお金でやりくりする
貯金額を先に確保したら、残ったお金で生活費をやりくりします。
ここが先取貯金のポイントです。
通常、余ったお金を貯金に回すという考え方ではなく、最初に貯金を確保してから残りのお金で生活するという順序です。
先取貯金のメリット
先取貯金には、いくつかの大きなメリットがあります。ここでは、その主なメリットを3つ紹介します。
確実に貯金が増える
最も大きなメリットは、確実に貯金が増えることです。
生活費を使い切ってから貯金をするのではなく、先に貯金を確保することで、毎月確実に貯金が増えていきます。
これにより、将来の大きな支出に備えたり、万が一の事態に備えることができるようになります。
貯金のストレスが減る
先取貯金を行うことで、貯金のことを気にする必要がなくなります。
自動振替を設定すれば、自分で貯金を忘れてしまっても勝手に貯金が積み上がっていきます。
貯金のために何か特別な努力をする必要がなくなるため、ストレスが軽減されます。
お金の使い方が計画的になる
先に貯金を確保してから生活費をやりくりするので、必然的に計画的なお金の使い方が身につきます。
毎月収入の範囲内で生活費を管理する習慣ができるため、無駄遣いが減り家計の改善にも繋がります。
先取貯金の注意点
先取貯金は効果的な方法ですが、いくつかの注意点もあります。
これらを理解しておくことで、先取貯金の成功確率を高めることができます。
貯金額が多すぎると生活が厳しくなる
先取貯金では、貯金額を無理なく設定することが重要です。
貯金に回す額が多すぎると、生活費が不足し、毎月の生活が苦しくなる可能性があります。
最初は少額から始めて、無理のない範囲で徐々に貯金額を増やしていくと良いでしょう。
急な出費に対応できるようにする
先取貯金をしていると、急な出費が発生した場合に対応しにくくなることがあります。
例えば、病気や車の故障など、予期せぬ支出が必要な時に備えて、生活費とは別に「緊急用の貯金」を用意しておくことが大切です。
固定費の見直しが必要
先取貯金を成功させるためには、生活費をきちんと管理することが重要です。
特に固定費(家賃や保険料、通信費など)は大きな支出になるため、必要に応じて見直しを行い、無駄を削減しましょう。
先取貯金を続けるためのコツ
先取貯金を長く続けるためには、いくつかのコツがあります。
ここでは、貯金を無理なく続けるための方法を紹介します。
小さな成功を積み重ねる
最初は無理をせず、小額からスタートすることが重要です。
月に1万円、5000円といった少額でも、継続することで大きな成果を生みます。
まずは小さな成功を積み重ね、貯金の達成感を味わいましょう。
貯金の目的を明確にする
何のために貯金をしているのか、その目的を明確にすることでモチベーションが高まります。
旅行のため、マイホームのため、老後資金のためなど、自分なりの貯金の目標を設定しましょう。
目的があることで、貯金に対する意識が高まり、無理なく続けやすくなります。
ご褒美を設定する
先取貯金を続ける中で、目標を達成した際には自分へのご褒美を設定しましょう。
例えば、一定額の貯金が達成できたら、小さな贅沢をしても良いというルールを作ることで、モチベーションを維持しながら貯金を続けることができます。
まとめ
貯金が苦手な人にとって、先取貯金は非常に効果的な方法です。
収入が入ったらまずは一定額を貯金し、その後で生活費をやりくりすることで、確実に貯金を増やすことができます。
無理のない貯金額を設定し、自動振替を活用することで、ストレスなく貯金を続けることが可能です。
注意点をしっかりと理解し、生活費の管理を工夫することで、先取貯金を成功させましょう。
資産形成を目指すためには、毎月の確実な貯金が鍵です。
ぜひ、先取貯金を実践して、無理なく貯金を増やしていきましょう。
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