こんにちは!DAI研究員です!
みなさまは「時間が足りない」「1日が24時間では足りない」と感じたことはありませんか?
仕事に家庭、趣味や副業など、やりたいことが山積みの現代人にとって、“時間術”はもはや必須のスキルです。
本記事では、タイムマネジメントの基本から、実際に成果を出している成功例までを紹介します。
あなたの人生を変える「時間との付き合い方」を身につけましょう。

時間術が注目されている?
働き方改革や副業解禁、テレワークの普及により、自分の時間をどう使うかが今まで以上に重要になっています。
以前は「会社にいれば評価される」という時代でしたが、現在は「成果主義」や「自己管理能力」が問われる時代に移行しています。
時間の使い方はその人の生産性・幸福度・収入にも直結するため、正しいマネジメント力を身につけることが求められているのです。
タイムマネジメントの基本とは?
タイムマネジメントとは、限られた時間を効率的に使い、目標や成果に向けて行動を最適化する技術です。
「やることが多すぎて時間が足りない」と感じる人ほど、スケジュールの立て方に問題があることが多いもの。
では、具体的に何を意識すればよいのでしょうか?

① ゴール(目的)を明確にする
時間術は「何に時間を使うか?」を決めることから始まります。
目的があいまいだと、目の前の雑務に追われてしまいがち。
たとえば、「資格試験に合格する」「副業で月3万円稼ぐ」など、明確なゴールを設定することで、時間の優先順位も見えてきます。
② タスクを細分化する
「本を書く」「部屋を片づける」など、漠然としたタスクは先延ばしの原因になります。
これを「1章だけ書く」「机の上だけ片づける」といった小さなタスクに分解すると、具体的で着手しやすくなります。
③ 優先順位をつける(重要度>緊急度)
重要なのに緊急でないタスクは、意識して時間を確保しないと後回しになりがち。
たとえば、健康管理、読書、自己投資などがこれにあたります。
タイムマネジメントでは「重要度の高いこと」から取り組むのが鉄則です。
④ タイムブロッキング(時間のブロック化)
1日の中で「9:00〜10:00は〇〇をやる」と時間をあらかじめ予約しておく方法。
メールチェックやSNSの時間もブロック化することで、無意識な時間の浪費を防げます。
⑤ 振り返りと改善
1日や1週間の終わりに「何がうまくいったか」「無駄な時間は何か」を見直す習慣をつけることで、どんどん効率が上がっていきます。
タイムマネジメントは一度立てて終わりではなく、日々アップデートしていくものです。
時間が足りない人のNG習慣5選
どんなに時間を持て余しているように見える人でも、1日は平等に24時間です。
時間が「足りない」と感じる人は、実は無意識のうちに“時間泥棒”な習慣に時間を奪われていることが多いのです。
以下のNG習慣に当てはまっていないか、チェックしてみてください。
① スマホをなんとなく開く癖がある
通知が気になってスマホを開いた結果、SNSやニュースアプリを見て30分…というのはよくあるパターン。
1日のスキマ時間を積み上げると、実は2〜3時間失っていることも。
スマホの使用時間は一度可視化してみましょう。
② 朝のスタートが遅い・ルーティンがない
朝の始まり方は、その日の時間効率に大きな影響を与えます。
だらだらと始まる日ほど、判断力も集中力も低下しがち。
時間が足りないと感じる人ほど、朝の30分の使い方を見直すべきです。
③ 完璧主義に陥っている
「100%の出来を目指すあまり、時間ばかりかかる」「やり直しにこだわって前に進めない」というのは、時間管理の大敵。
8割の完成度でまず出して、後から修正する“行動型思考”を意識しましょう。
④ 頼まれたことを断れない
他人のタスクを優先してしまい、自分の時間を犠牲にするタイプは要注意。
人間関係を損ねずに断るスキルも、実はタイムマネジメントに直結します。
自分の「やるべきこと」に集中できる環境を整えましょう。
⑤「やることリスト」を作っていない
今日やるべきことが頭の中だけにある状態では、優先順位もつけにくく、忘れて後回しになりがち。
「書き出す」という行動だけでも、タスクの整理が進み、時間の使い方に意識が向くようになります。
これらのNG習慣は、日常の無意識なクセになっている場合がほとんど。
まずは「気づく」ことが第一歩です。そして一つずつ手放すことで、あなたの時間に“ゆとり”が生まれていくはずです。
時間術を身につける5つの基本ステップ
時間術(タイムマネジメント)は、スキルであり習慣です。
つまり、コツを押さえて繰り返せば誰でも身につけることができます。
ここでは、日々の暮らしに取り入れやすい「5つのステップ」を紹介します。

① タイムログで現状を「見える化」する
まずは「自分の1日がどのように使われているか」を把握しましょう。
紙やアプリに30分単位で行動を記録することで、ムダな時間や集中できる時間帯が見えてきます。
意外と多いのが「スマホ時間」「なんとなくのSNS閲覧」です。
▶おすすめツール:Toggl、Google カレンダー、手帳
② 優先順位を明確にして「やることを選ぶ」
やるべきことが多すぎると感じている人の多くは、「全部をやろうとしている」ことが原因です。
仕事・家事・副業・勉強など、それぞれの目的に対して「最も重要なことは何か?」を見極め、優先順位をつけましょう。
▶ポイント:「緊急でないが重要なこと」にもっと時間を割く
③ タスクを「細かく分解」してハードルを下げる
大きなタスクは脳にとって負担となり、「やる気が出ない」の原因に。
例えば、「ブログを更新する」は「ネタ出し」「構成作成」「下書き」「画像選定」などに細分化し、それぞれを15〜30分単位にすると取りかかりやすくなります。
④ 毎日の「時間ブロック」で行動を固定する
時間術の基本は「予定を立てて、その通りに動く」こと。
朝の30分は読書、午後は2時間だけ集中作業、など時間帯ごとにテーマを決めておく「時間ブロック」は、決断疲れを減らし、自動的に生産性を上げてくれます。
▶実践例:「19:00〜20:00 副業作業」「21:00〜21:30 ストレッチ」
⑤ 毎日の「振り返り」で改善を繰り返す
完璧にスケジュール通り進まなくてもOK。
大事なのは、日々の行動を見直して、「どこにムダがあったか?」「集中できた時間帯はいつか?」を知ることです。
5分でも日記や手帳に記録することで、時間の感覚が鍛えられます。
小さな改善が、大きなゆとりを生み出します。
時間術とは、時間を“節約する”のではなく、本当に大切なことに集中するための技術です。
自分の価値観や目標に沿って、1日を少しずつ「設計」していく感覚を育てましょう。
時間術に役立つおすすめツール3選
- Google カレンダー:タイムブロッキングに最適。スマホ連携も◎
- Toggl(トグル):時間の使い方を記録・分析できるツール。
- Notion:日々のToDo管理+振り返り+メモを一元化。
タイムマネジメント成功例①:朝活で1日が変わった会社員
30代の営業職・Aさんは、仕事に追われる毎日を過ごしていました。
帰宅後は疲れて何もできず、「やりたいことが何も進まない」と感じていたそうです。
そこでAさんが始めたのが「朝活」。
いつもより1時間早く起きて、朝7時から自宅のデスクで読書や副業のブログ更新に取り組むようになりました。
最初は眠かったそうですが、1週間もすると頭が冴えて、朝の時間が1日の中で一番集中できることに気づいたといいます。
「夜は疲れてできないことが、朝なら楽しくできる」と感じ、時間の使い方が根本から変わったそうです。
今では毎朝の1時間が、将来への投資時間になっています。
タイムマネジメント成功例②:主婦が家事と勉強を両立できた理由
40代の専業主婦・Bさんは、資格取得を目指して通信講座を始めたものの、家事や育児に追われて「勉強する時間がない」と悩んでいました。
そんなBさんが取り入れたのが「時間ブロック法」。
午前中の9:00~10:00は勉強、10:00~12:00は家事、14:00~15:00は子どもの送迎など、1日を“時間のかたまり”で区切るスケジュールに変更。
この方法にしてからは、「今この時間にやるべきこと」が明確になり、無駄な迷いや後回し癖がなくなったそうです。
結果として1日30〜60分の勉強時間を確保でき、半年後には希望していた資格にも合格。家庭との両立にも自信が持てるようになったと言います。
タイムマネジメント成功例③:副業で月収5万円を達成した会社員
IT系企業に勤める30代男性・Cさんは、以前から「副業をしたい」と思っていましたが、「平日は忙しくて無理」とあきらめかけていました。
しかし「タイムログ」で平日の使い方を記録してみたところ、仕事後の夜に「なんとなくスマホをいじる」時間が毎日90分もあることに気づきました。
その時間を副業に充てると決め、週3日は「21:00〜22:30」でクラウドワークスでWebライター業をスタート。
最初は月5000円ほどの収入でしたが、執筆スキルを磨いていくうちに案件単価が上がり、3ヶ月後には月収5万円を達成しました。
「時間はある。ただ、自分で管理できていなかっただけだった」とCさんは振り返ります。
時間の“見える化”が副業成功のきっかけになりました。
まとめ

“時間術は人生の質を高める最強のスキル”
タイムマネジメントは、単なるスケジュール管理ではありません。
「自分がどう生きたいか」を明確にし、それに向かって時間を投資するための思考法です。
限られた時間をどう使うかで、あなたの未来は大きく変わります。
ぜひ今日から、時間との向き合い方を見直してみてください!
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